通天閣9日から臨時休業へ 名物社長「従業員に休業告げるの辛かった」と涙
菓子の半額販売については営業を継続
通天閣の展望台などは9日から「当面の間」臨時休業となる。しかし、地下入り口の菓子の半額販売については、営業を継続するという。 高井社長は「絶望感ではないですけど...とはいえ絶望してる場合じゃなくて。朝がない夜はないので、地域の方々やスタッフと一緒に来るべき朝を迎えられるよう準備を頑張っていきたい」と語る。9日からは様々な残務整理をしながらも、菓子販売に来る客でスペースが混雑しないよう、自ら店先に立つという。 「当面の間休業というのも、いつまで続くかわかりません。緊急事態宣言の効力は5月6日までとなっていますが、その日までにウイルスが撲滅してるかといえば、正直してないと思います。いつ再開できるか確約が言いきれない中で、みなさんに期待を持たすのは嫌なので、当面の間休業と発表しました」と高井社長。 最後に「府民全国の方とコロナウイルスの猛威に耐え忍んで、みんなですてきな朝を迎え、笑顔のある大阪にしていきたい」と力強く語っていた。