レッドソックス上沢直之 事実上の戦力外通告 今後の道は?
レッドソックスは現地7月9日(日本時間10日)、上沢直之投手をメジャー登録の40人枠から外し、事実上の戦力外としたと発表した。 【動画】変幻自在の完全投球! 上沢直之のレッドソックスデビュー戦をチェック メジャー挑戦の夢を掲げ、日本ハムからポスティングシステムを利用してレイズ入りした上沢だったが、オープン戦不振でマイナースタートが決まったことでオプトアウトの権利を行使し、金銭トレードというかたちでレッドソックス入りを果たしていた。 4月28日にメジャー昇格。2試合、4イニングに投げて防御率2.25だったが、ピベッタの復帰により再びマイナー落ち。傘下の3Aウースターでは13試合に登板し3勝3敗、防御率6.54だった。 メジャーでは結果を残せなかった上沢だが、日本ハム時代は先発として安定した成績を残した。昨季は24試合に先発し9勝9敗、防御率2.96。 今後は原則ウエーバーにかけられ、トレード、FAなどの道を探ることに。試合をしっかり作れることで、今後、日本球界復帰を視野に入れるとしたら、勝負の夏場を前に投手補強を念頭に入れる球団もあるため、争奪戦になる可能性もありそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]