【競輪】新人の伊藤優里が2場所連続の決勝舞台「やることはただ1つ」徹底先行で活路開く/前橋
<前橋競輪:ガールズケイリン>◇F1◇2日目◇5日 ガールズ予2・6Rで126期の新人・伊藤優里(20=三重)が4着に入り、前場所に続き決勝進出を決めた。 「私のやることはただ1つ、先行しかありませんから」 その言葉通り、この日も後方6番手からスタート。打鐘前2角から、するすると前をうかがい、打鐘過ぎからペース駆けの先行態勢に入った。何度も踏み直して確定板を目指したが、後続3車に抜かれて1歩及ばず。それでも、2場所続けて決勝を決めた。 「最近、良くなってきたかなあと、自分でも思うんです」 その理由として、師匠の浅井康太との練習時間が増えたという。抜群の実績に裏打ちされた指導の下、必死に食らい付いて鍛錬を積んでいる。その中で、サドルの位置を変えたことで、出力が上がったという。 ガールズ決勝11Rのメンバーで、徹底先行型は伊藤のみ。3番車からの大逃げで、存在感を見せつける。