和歌山2区は重鎮の後継VS伝説!?(山本期日前の衆院選ココに注目②)
ここで山本氏が、維新が候補者を擁立する可能性を示唆します。 維新は近畿ブロックで比例枠がたくさんあります。大阪は前回、維新の候補者は小選挙区で全員当選していて、兵庫で負けた候補者が全員比例復活できたというほどです。 山本氏「関西圏で維新の小選挙区で出るのはめちゃくちゃおいしい。勝てないにしても比例復活できる。たまに維新が不祥事起こして繰り上げ当選できることもある。枠もある中で、比例復活を考えると出る可能性があるんじゃないかなと思います」 山本氏が指摘する、維新が候補者を擁立できない可能性は2つ。ひとつはエリア的に厳しいことですが…… 山本氏「2点目が、二階さんが大阪万博議連の会長をやってるんですよ。だから維新としては大阪万博をなんとしても成功させたいときに、二階さんに喧嘩を売るようなことができるのかどうかみたいな……」 MC鈴木「永田町界隈ではひとり挟むと必ず二階人脈に当たるというのだそうです。あらゆるネットワークが広がっていて……維新も選択肢がないですね」 2023年の統一地方選と同じタイミングで行われた衆院和歌山1区補選。結果は維新の林ゆみ氏が当選しましたが、当初、自民党から鶴保庸介参院議員が出馬するとの話がありました。万博議連の重鎮である鶴保氏が立候補するなら維新は候補者を立てないというほど、「万博には配慮している状況」だったそうです。 立候補を決めた二階伸康氏に「自分の靴に聞け。とにかく地元は歩いて回れ」と指導したという二階俊博氏が培った和歌山2区にご注目ください!