鍋がおいしい季節到来! 冷凍王子が厳選「鍋にぴったり“業スー冷食”」14種 白菜・キャベツは余ったら「ホームフリージング」が重宝
そして冷凍ならではの利点も! 冷凍した野菜は繊維が崩れやすくなり、煮込むと簡単に柔らかくなります。さらにうまみも出やすくなり、特にお鍋にはうれしい効果が得られるのです。 お鍋に使える3種の野菜の冷凍方法をご紹介します。 ■白菜の冷凍方法 白菜を食べやすい大きさにカットして冷凍用保存袋に入れ、空気をしっかり抜いて冷凍します。使うときは、凍ったまま鍋にそのまま投入するだけでOK。冷凍によって繊維が壊れるので、すぐに柔らかく煮え、甘みもスープに溶け出しやすくなります。
■キャベツの冷凍方法 食べやすい4cm角くらいにカットして、冷凍用保存袋に入れて冷凍します。キャベツは葉が固く、保存袋に空気が残りやすいですが、空気は優しく手で押さえて少し抜く程度で大丈夫です。 使うときは、凍ったままお鍋に入れます。 ■長ねぎの冷凍方法 鍋の具として使う場合は、ななめ切りにして冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍します。使うときは、凍ったままお鍋に入れるだけ。冷凍効果で柔らかく、とろっとした食感が楽しめます。薬味用ならば小口切りにし、同様に冷凍できます。
■冷食でソロ鍋から家族団らん鍋まで! 冷凍食品も、ホームフリージングした冷凍食材も、お鍋に入れる際には凍ったものを入れるので温度が一気に低下します。そのため、最初は強火で一気に加熱しましょう。 だし汁が温まれば弱火に落として、ぐつぐつと煮込みながら熱々を召し上がってください。 買い物に出かけたくない寒い日でも、帰宅が遅くなってしまった日でも、冷凍食品さえ常備しておけば、簡単に栄養バランスのよい食事が準備できます。1人鍋から大勢で囲むお鍋まで、業務スーパーの冷凍食品は大活躍しますので、節約にも健康作りにも役立ちそうですね。
家計にもやさしい業務スーパーの冷凍食品を取り入れて、この冬は手軽でおいしい鍋料理を楽しんでみてはいかがでしょうか? (構成:田中絢子)
西川 剛史 :冷凍生活アドバイザー