C大阪ヤンマーレディース・善積わらい、浦和戦を最後に現役引退「セレッソでの経験は一生の誇り」
WEリーグのC大阪ヤンマーレディースは21日、MF善積わらい(22)が12月11日の浦和レディース戦をもって現役引退すると発表した。 12月1日のINAC神戸レオネッサ戦の後に引退セレモニーが実施される。 兵庫県出身の善積は、神戸コスモFCからC大阪レディースU―15に入り、C大阪堺ガールズを経てC大阪ヤンマーレディースに加入。なでしこリーグは通算で52試合に出場した。 本人はクラブを通じて以下のようにコメントした。 「シーズン途中ではありますが、現役を引退することを決断しました。 サッカーを始めて18年、セレッソに加入して10年。兄2人の影響から始めたサッカーですが、私にとってサッカーは、1番自分を表現でき、1番成長させてくれたものでした。 怪我でリハビリが長く、苦しいことばかりで、正直何度も辞めようと思ったことがありました。それでも、諦めずにここまで続けることができたのは、私に関わって下さった方々全員のおかげであり、皆さんにサッカーを楽しむ姿を見せたいという思いが私の原動力でした。 これまで私を支え、応援して下さったファン・サポーターの皆様、クラブ関係者の皆様、一緒に戦ってきた多くの仲間、友達、そしていつも1番の理解者であり、近くで支えてくれた家族。すべての方々に心から感謝しています。サッカーでの出会い、大好きなセレッソでの経験は、私にとって一生の財産であり、誇りです。本当にありがとうございました。 これからは、怪我での経験によってできた、新しい夢に向かって自分らしく頑張ります。そして、皆さんと共にセレッソファミリーとして、セレッソを応援し続けていきたいと思っています! 選手としては、残り3試合。みんなとのサッカーを全力で楽しみます! 最後に、シーズンはまだまだ続きます。これからもセレッソ大阪ヤンマーレディースの応援をよろしくお願いします!」