ハリルホジッチ前監督会見(全文5完)西野氏とコミュニケーション少なかった
なぜか「コミュニケーション不足」を理由にされた
言い忘れたことがありました。2月なんですけれども。海外組、2月なんですけれども、海外組、長谷部(誠)とか、(川島)永嗣とか吉田(麻也)に会いに行ったんです。そういったベテラン選手とコミュニケーション、最近どうしてるのかというような実施調査というんでしょうか、してきましたし、そのとき特にコミュニケーションの問題というのは起こっておらず、選手たちは非常にモチベーションが高かったんですね。なぜか1カ月後にはコミュニケーションが薄らいだ。どなたとのコミュニケーションの話をされているのか分かりません。 準備は全て整ったところで、次の監督に受け渡すというような形になりましたが、その監督にとっても非常に大きなチャレンジだと思います。これから4週間、共に働けるってわくわくしていたところだったんです。どこまでいけるのか、本当に分かっていたんですけれども、会長が来て、ではさようならと。突然の出来事ですし、事前に何も知らされていなかった。なんでなんでしょうかね。逆に私が知りたいです。教えてください、皆さん。ほかの歴代監督にも話、聞きましたけれども、分からない、なんでなんだろう。どうぞ真実を、私だけじゃなくサポーターの皆さんや多くの皆さま、なんだったんでしょうか。おまけにこの時期にですよ。どうしてなんですかね。 やはりこういった時期にこういった結果というのは、本当にそれでいいのでしょうか。準備はしたといっても、舞台はワールドカップです。今の私がどんな心の内かっていうのは分かってもらえるでしょうか。私がまちで出会う1ファン、サポーターの人たちに【*** 01:24:04】、私にどういった声を掛けてくれるかとかっていうのご覧になったら分かってもらえるのではないでしょうか。 この段階で連盟、協会はかなり大きなリスクをしょってしまったのではないかと思います。フランスでは、え、日本でそんなことが起こるの、ということをよく聞きました。日本というのはリスペクト、お互いに尊重し合う国だと聞いておりましたし、そう思っていました。いかがでしょうか。皆さまに問い掛けたいと思います。代表監督に対するこういったことというのは、いかがなんでしょうか。私がきっと理解しやすかったのは、だってウクライナに負けたんでしょとか、そういったリザルトをばんってぶつけてくださったら理解できたと思うんです。 会長にベルギーに来てもらおうと思ったんですね。ちょっと別件が入っていると言われてしまったんです。もうワールドカップまであと一直線、頑張らなくちゃ、いろいろ準備しなくちゃいけないからぜひ来て下さいと申し上げたんですけれども。