キャサリン皇太子妃の容態についてウィリアム皇太子が語る 今後の公務はインパクト重視か
9月にがんの化学治療を終えたことを公表したキャサリン皇太子妃。10月には、今年7月にテイラー・スウィフト関連のイベントで起きた殺傷事件の遺族や被害者、救助にあたった人たちに対面したが、公の場所への登場は途絶えている。そんな中、アースショット賞の発表のために南アフリカを訪問しているウィリアム皇太子が皇太子妃の様子について語った。 【写真】妻ラブ♡ウィリアム皇太子のキャサリン妃への愛が溢れるフォトアルバム
セレモニーでレポーターにキャサリン皇太子妃の容態を聞かれると皇太子は「彼女はとても元気にやっている」と回答。「今夜の様子を見ていて、応援してくれているといいと思う。今年の彼女には驚くべきものがあったし、彼女も今晩の成功を心から見たいと思っている」と語っていた。 (写真はセレモニー会場に向かう皇太子)
また王室専門家で皇太子夫妻に関する本も出しているジャーナリスト、ロバート・ジョブソンも最近、雑誌『ハロー!』に皇太子妃の近況について語っている。 ジョブソン曰く「皇太子妃はとても元気だと聞いている」「ジムでのトレーニングを再開したり、これまでやりたかったことをやっている」。皇太子妃は今週末に開催されるリメンブランスデーの追悼行事に出席するのではないかと見られている。ジョブソンは皇太子妃がこれまでのように「国中を飛び回るのではなく」「より影響力のあるイベントに集中するようになる」と話している。
「もし皇太子妃の希望通りになれば段階を踏んで戻ってくる。また今後は彼女にとって重要な仕事をするようになるだろう」とジョブソン。仕事を厳選すると仄めかした。「病気を再発させたくないという気持ちもあるが、見方が変わったこともあるからだと聞いている」「皇太子は皇太子妃が公の場所に戻ってくることを望んでいるだろう。しかしそれは必ずしも、次から次へと大きな公務に関わることを示唆しているわけではない」。ジョブソンは皇太子妃がこれまで以上に家族との時間を大切にするようになるだろうと見ている。また「おそらく王室は表に出続けているとインパクトが薄れることに気がついたのだろう。皇太子妃は王室の女性スターだ。表舞台に出る回数が少ない方がより大きな主張ができる」とも分析している。
王室は皇太子妃の今週末の追悼行事への出席についてまだ正式にコメントしていない。これまではイベントに連日出席することも多く、過密なスケジュールをこなしていることをうかがわせていた皇太子妃。これからそのペースがどう変わるのか、見守りたい。