【鮎ガールもびっくり】「思わず踏んでしまいそう」なくらい、どこもかしこも鮎!香魚!アユ!
曳舟の鮎も酸欠気味…ここで納竿!
一級ポイントを後にして、友人のいる上流のチャラ瀬へ。移動する足元は鮎だらけで、まさに〝踏んでしまうのではないか〟と思うほど。こんな光景は日本中探してもなかなかお目に掛かれない。一見すると、こんな開けた小砂利底では掛からないのではないか、と思ってしまうようなポイントでもオトリを放てば「カッツーン」としっかり背掛かりしてくる。しかも、思っているよりもずっと良型の鮎がくる。恐るべし安曇川! 自分のオトリもしっかり見えるだけでなく、野鮎が追って掛かる瞬間まで丸見え。これは楽しい!正にサイトフィッシング。遠くの鮎がオトリに気付き、すっ飛んでくる様はエキサイティング!肌に突き刺さるような夏の日差しの中、入れ掛かりは続いたが、もはや曳舟のアユも酸欠気味。まだまだ追い気満々の鮎に後ろ髪をひかれつつ、ここで納竿とした。
安曇鮎今年も健在!ぜひ体感していただきたい!
連日35℃超えの灼熱の夏休み〝鮎釣り旅〟は安曇川がスタート地点となった。水温も高く、渇水気味とあってオトリ管理には気を使わなければならない。そして水深の浅いポイントが多い安曇川では釣り人の体調管理も気を付けるべきだろう。「ぼ~っ」としていると、鮎も人間もこの暑さにやられてしまうのでご注意を! この2日間、多くの安曇鮎たちが私を引きずり回してくれた。釣っても釣っても決して飽きることのないシチュエーション。癒しと、これからまだまだ続く釣り旅に心の余裕も与えてくれた。今回は鮎たちはもちろん、多くの人々との出会いもあり、素晴らしい時間を過ごすことができた。距離を越えても逢いたい鮎や人たちが集うここ安曇川。私はまた必ずここへ戻ってくるだろう。
■朽木地区 年券なし、日釣り券3,000円 ■広瀬地区 年券8,800円、日釣り券2,200円 ■谷口天然活鮎店 住所:滋賀県高島市朽木岩瀬473-1 アクセス:北陸自動車道「木之本IC」から約50分 販売:天然オトリ、廣瀬遊漁券 ※ポイントなど分からないことは店主が教えてくれます
SHOHEY:3~4月は渓流釣り、5~10月の休みは全て鮎釣りに捧げ、全国各地を駆け巡る。アウトドアの団体を主催しイベントも開催