「これが最後」「外タレの来日公演かよ!」日産 R35型GT-R、首都高でブイブイ言わせたら大黒PAに人だかりができた!
● 日産GT-RプレミアムエディションT-spec、 ここがイイ!&ここがちょっと…… それでは最後にT-Specの○と×を。 ■日産 GT-R プレミアムエディションT-specのここが( ・∀・)イイ!! 1.メチャ利くブレーキ:カーボンセラミックはダテじゃない。本当にバシッと止まる。 2.上質なしつけ:17年も経つと、オトナになるものです。擬声語で表すと「ガチャガチャドカドカ」から「スッ」「サッ」という感じ。 3.絶対的安心感:高い接地感。適切に配分されるパワー。何でもできる全能感を手にできる。 ■日産 GT-RプレミアムエディションT-specのここはちょっとどうもなぁ……(´・ω・`) 1.買えないのに公式サイトで掲載:もう注文することはできないのに、日産の公式Webページ上では今でも「カーラインアップ」の項目にGT-Rが掲載されている。「セルフ見積もり」では、内装を選び、オプションを選んで、見積もりの保存までできる。ご丁寧なことに、ローンを組むシミュレーションまでできるのだ。単なる不手際なのか、あるいは日産側に何らかの考えがあるのか。 2.販売店の塩対応:実は、抽選締め切り期限前に某ディーラーにNISMOの注文に行ったんですよ。そうしたら……。 「あ、もう終わりましたんで」「まだ締め切り期限前ですよね?」「前ですけど、ウチではもう終わりましたんで。神奈川に行けばまだ受けていると思いますよ」「神奈川に行けば確実に受けてくれるのですか?」「それはちょっと分かりませんけど……。たぶん大丈夫だと思います」ファイナルモデルのあまりの人気に、販売店のお鼻がいささか高くなっているご様子でした。 ということで、次週は「GT-Rのこれまでとこれから」のインタビューをお届けします。お楽しみに!
● GT-Rは「ハコスカ」「ケンメリ」 から始まった こんにちは、AD高橋です。 日産から「GT-R」の名を冠したモデルが初めて登場したのは、1969年のことです。初代プリンス・スカイラインから数えて3世代目になるC10型(ハコスカですね)に2L直6のS20型エンジンを搭載したスカイラインGT-Rがデビュー。最初のGT-Rはセダンボディでした。1970年には、ホイールベースを70mm短縮した2ドアのスカイラインGT-Rが登場しました。 1972年にスカイラインが4代目となるC110型(ケンメリ)にフルモデルチェンジし、1973年にGT-Rが設定されました。ケンメリGT-RはS20型エンジンが排ガス規制に適合できず、わずか3カ月で生産終了。生産台数は197台と“幻のGT-R”となりました。 ハコスカとケンメリという第一世代のGT-Rは流通台数が少ないこともあり、憧れを持っていても一般の人が簡単に手に入れられるものではありません。