綿貫陽介 接戦制し8強入り、準々決勝で18歳の新鋭と激突<男子テニス>
ワークデイ キャンベラ国際
男子テニスのワークデイ キャンベラ国際(オーストラリア/キャンベラ、ハード、ATPチャレンジャー)は1日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク374位の綿貫陽介が同156位のR・ブルチャガ(アルゼンチン)を6-3, 3-6, 7-6(7-5)のフルセットで下し、今季開幕戦でベスト8進出を果たした。 26歳の綿貫は1回戦で第1シードのH・ガストン(フランス)を破っての勝ち上がり。 この試合、第1セットで綿貫は6本のサービスエースを決めるなど安定したサービスゲームでキープを重ね、第4ゲームでブレークに成功。先行する。 続く第2セットでも6本のサービスエースを決めるものの、セカンドサービス時のポイント獲得率が30パーセントと第1セットを大きく下回り、1度のブレークの差を挽回できずにワンセットオールに追いつかれる。 そして迎えたファイナルセットでは両者1度ずつブレークする展開でタイブレークに突入。先行した綿貫が3度目のマッチポイントを取り切り、2時間16分でフルセットの接戦をものにした。 勝利した綿貫は準々決勝で世界ランク151位のM・ランダルーセ(スペイン)と対戦する。18歳のランダルーセは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同345位のD・スウィーニー(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。 また同日に行われた2回戦に世界ランク193位のトゥロター・ジェームズが登場したが、第6シードのJ・ファーンリー(イギリス)の2-6, 4-6のストレートで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。