ママ友から公共料金をクレジットカードで払うといいよとすすめられたのですが、現金ではダメなんでしょうか?
クレジットカード払いのメリットと注意点
本項では、クレジットカード払いにする2つのメリットとクレジットカードを選ぶ際の注意点を解説します。 ・メリット1:ポイントが貯まる 公共料金をクレジットカード払いにする最大のメリットは、何といっても確実にポイントが貯まることです。例えば、関西電力の口座振替の場合は支払額にかかわらず1ヶ月55円の割引しか受けられません。しかし、還元率1%のクレジットカードで1万円の公共料金を支払うと年1200円のポイントが付き、口座振替よりも540円お得になります。 ・メリット2:支払いを一括管理できる 公共料金の支払日は、月末や月初めなど統一されていません。口座振替は、引き落とし日までに預金残高をチェックしなければなりませんし、現金払いは払込書の保管が必要と手間がかかります。 しかし、クレジットカード払いであれば、すべての公共料金を同じタイミングで支払えるため、家計管理がしやすくなるでしょう。もちろん、コンビニや銀行に行く必要もないため、「うっかり支払いを忘れていた」といった事態も防げます。 ・クレジットカードを選ぶ際の注意点 公共料金の支払いにクレジットカードを選ぶ際は、必ず1%以上還元されるかチェックしましょう。カード会社によっては、ショッピングでは1%還元でも公共料金の支払いでは0.5%還元になってしまうものもあります。 また、つい忘れがちなのがカードの利用可能枠から公共料金の支払い分が差し引かれる点です。例えば、利用枠が30万円の場合、公共料金が3万円だとすると、その他に使える金額は27万円となります。公共料金のすべてをクレジットカード払いにしても生活に支障はないか、しっかりと計算したうえで利用すると安心です。
クレジットカード払いで賢く節約
公共料金の現金払いは、銀行やコンビニに行く時間、払込書を保管するといった手間がかかります。また、クレジットカード払いのようにポイント還元も受けられないため、メリットとデメリットを考えるとあまりおすすめできません。 クレジットカード払いであれば、現金払いのデメリットを解決したうえでポイント還元を受けることが可能です。しかも、支払日を1日に集約でき家計管理の簡略化や支払い忘れ防止にもなります。 クレジットカードは、年会費無料でポイントをギフト券や商品、他社のポイントへ交換できるものを選ぶと使い道に困りません。慎重に選んで賢く節約をしてはいかがでしょうか。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部