「冬のボーナスが増えた」とニュースになっていましたが、私はたった40万円でした。これって少ないですか?
公務員と多くの民間企業では、昨年度よりも多く冬のボーナスが支給されています。円安による収益増や脱コロナが進んでいる業界の企業に勤務している方は、ボーナス増の恩恵を受けられたのではないでしょうか。 しかしその一方で、前年度よりも業績が悪化している企業もあります。実際に、「昨年度よりもボーナスが下がった」という方もいるでしょう。本記事では、昨年度よりもボーナスが下がってしまった男性の悩みを紹介します。
民間も公務員も冬のボーナスアップ! なのに自分は……
(株)帝国データバンクの調査によると、冬のボーナスが前年より増加する企業は24.1%でした。また、2年連続で冬のボーナスが増加する企業は10.3%となっています。 また、国家公務員に関しても、冬のボーナスは2年連続増加とさまざまなメディアで報じられています。脱コロナが進み経済が正常化するなかで、民間企業・公務員ともに冬のボーナスが増えている傾向が見て取れます。 しかし、決算賞与の企業に勤務するAさん(男性24歳)は、今年は業績不振だったこともありボーナスが昨年度よりも減ってしまったようです。 「今年の冬のボーナスは40万円でした。金額に不満を抱えているわけではありませんが、業績不振が理由で、昨年度よりも減ったことが気になります。もし来年度以降も業績が回復しなかったら、どんどんボーナスがカットされてしまうのではないかと心配です……」 違う会社に勤めている知人は、昨年よりもボーナスが増えたことを喜んでいました。Aさんは、自分の会社の経営状況や業績に懸念を感じ、転職活動を視野に入れているようです。 「このまま今の職場で仕事を続けても、業績不振に陥る不安から集中できるとは思えません。仕事に対するモチベーションも下がっているので、転職しようか考えています」 「しかし、安易に転職して、今よりも条件が悪い職場に移ってしまうと本末転倒ですよね。今はまだ転職エージェントに登録している段階ですが、どのように行動すればいいか悩んでいます」 Aさんのように、業績不振からボーナスが減ってしまうと将来に不安を感じてしまいます。将来への不安を払しょくするために、Aさんはどのように動けばいいでしょうか。