東北北部で梅雨明け 平年より5日遅い 8月の梅雨明けは11年ぶり
今日2日、気象庁は「東北北部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年より5日遅く、昨年より11日遅い梅雨明けとなりました。東北北部で梅雨明けが8月となったのは、2013年以来、11年ぶりです。これで、梅雨入り・梅雨明けの発表のない北海道を除き、沖縄から東北北部まで全ての地域で梅雨明けとなりました。
東北北部で梅雨明け 8月の梅雨明けは11年ぶり
今日2日、気象庁は「東北北部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年より5日遅く、昨年より11日遅い梅雨明けとなりました。 なお、東北北部で梅雨明けが8月となったのは、2013年以来、11年ぶりです。(2017年、2020年、2022年は特定できず) これで、梅雨入り・梅雨明けの発表のない北海道を除き、沖縄から東北北部まで全ての地域で梅雨明けとなりました。 ※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、梅雨入り・梅雨明けの発表は速報値で、春から夏にかけての天候経過を考慮して再検討され、見直されることがあります。 *追記:梅雨期間降水量は、以下の通りです。 梅雨期間降水量(6月23日から8月1日まで)(速報値) 降水量(ミリ) 平年値(ミリ) 青森 314.0 155.3 秋田 408.0 246.5 盛岡 456.5 244.4
厳しい暑さが続く 梅雨明け直後の熱中症に注意
東北北部では、この先、晴れる日が多く、強烈な日差しが照りつけるでしょう。ただ、気圧の谷や湿った空気の影響を受けて、にわか雨の降る可能性があります。空模様の変化に注意してください。 最高気温は、31℃~33℃くらいで、連日厳しい暑さとなるでしょう。梅雨明け直後は、熱中症にかかりやすくなります。適切にエアコンを使用するなどして、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。
日本気象協会 本社 日直主任