勝利への自信を見せた大岩

　試合については「めちゃくちゃ面白い試合。倒す試合。自分もそういう試合を見てあこがれてプロになりたいと思ったので、みんなが“格闘技をやりたい”“カッコいい”と思う試合をしたい」と盛り上がる試合を約束。 　アギーレはもともと1階級上、そして外国人ということでフィジカル面で不利が予想されるが「どうすかね。体を作って負けないようにします。パワーは階級が上でも負けるつもりはない」と自信。 　リスクの高い相手との対戦については「だから面白いと思った。僕は外国人相手に負けたことがない。だから自信はあるし、楽しみ。めちゃくちゃいい選手だし、めちゃくちゃ強くて楽しみ」とにやり。 　アギーレのテクニックについては「アグレッシブ。1発2発で終わらず、3発4発とくる。声も出しますよね。声でも負けないように、僕も声をたくさん出します。声出し対決。声を出して勝つ」と語ったうえで「声出し対決だと思うんで、僕のほうが声を出してKO勝ちします。声を出して勝つ。これが今回のテーマ」と掲げた。

対戦が決まった不可思（左）と近藤

　また出身こそ福岡ではあるが、かつては名古屋のジムに在籍していた時期もあり、名古屋は地元といっても過言ではない不可思（クロスポイント吉祥寺）が近藤魁成（TEAM3K）と対戦する。 　不可思は8月のKrush後楽園大会で塚本拓真に敗れて以来の再起戦、近藤は今年1月のKrush後楽園大会で同じく塚本に敗れて以来の再起戦となる。 　近藤は「不可思選手の名前を聞いてうれしかったし殴り合いたいなと思ったのでワクワクしている」、不可思は「久しぶりに地元の名古屋で試合ができるということでめちゃめちゃうれしいし、今回もいい相手を用意してもらった。試合が楽しみ」とそれぞれ語った。

久しぶりの地元での試合に燃える不可思

　それぞれの印象を問われると近藤は「昔から名前を知っていて、試合も見ていた。パンチがあって気持ちも強い」、不可思は「基本がしっかりしていて、技術レベルが高い選手だなと思う」と語る一方で「あえてウイークポイントを上げるならメンタルは強い感じがしないかなと思う」とも。 　そしてともに「かみ合う」と口をそろえ、バチバチの試合を約束した。 　この日はスーパー・ウェルター級戦の「璃久（HIGHSPEED GYM）vs 匡志YAMATO（大和ジム）」も合わせて発表された。