桜庭和志の息子・大世、大みそかRIZINデビュー戦の相手は矢地祐介「人の感情を揺さぶる試合を」
昨年9月にプログラップリングデビュー
格闘技イベント「RIZIN」が20日、都内で大みそかに開催する「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード発表会見を行った。“Mr.PRIDE”の異名をとる桜庭和志の息子・大世が登壇した。矢地祐介と71キロ契約、5分×3Rで対戦することが発表された。 https://encount.press/archives/400602/2/ 今年7月に行われた格闘技イベント「Yogibo presents 超RIZIN.3」のリングに父とともに登場し、大みそか大会への参戦を自らの口で報告していた大世。この日は黒のジャケットに水色のネクタイというフレッシュマンなスーツスタイルで登壇した。 桜庭は「初めまして。桜庭大世です。自分が日本で一番大きいRIZINという団体で大みそかという大きな舞台に立てるのは親の名前でしかないと思っていて、ペーペーなのでとにかく精一杯頑張ろうと思っています」と緊張気味にあいさつ。そして「人の感情を揺さぶる試合をしたいと思っているので楽しみにしていてください」と笑顔で締めくくった。 初戦で用意されたのはプロ戦績41戦のベテラン・矢地祐介だった。矢地は「節目の大みそか大会に出場できることをうれしく思います。言いづらいんですけど、ちょっと待てと。試合決まったのはうれしいけど、相手がデビュー戦というところですごく複雑」と心境を明かす。RIZINに対し「がっかりしたし悔しい気持ちになりました」と語った。 昨年9月に寝技格闘技イベント「QUINTET」の5年ぶりのナンバーシリーズ「ReBOOT~QUINTET.4~」(神奈川・横浜アリーナ)でプログラップリングデビュー。バックボーンは柔道を10年。高校時代は、神奈川県の柔道強豪校で練習していた。大学卒業後は不動産会社に就職し営業マンをしていたといい「格闘技をやった方が楽しみが大きそう」の思いで格闘家に転身したことをENCOUNTのインタビューで明かしている。
ENCOUNT編集部