前回大会は気胸で当日変更… 城西大・桜井優我がリベンジの9区区間賞 「4年間の目標。本当に最高な気持ち」
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(2025年1月2日往路、3日復路) 復路の9区で城西大の桜井優我選手(3年)が区間賞を獲得しました。記録は1時間8分27秒でした。 【画像】兄・太陽さんの給水を受ける駒澤大の弟・安原海晴選手 桜井選手は今大会が自身2度目の出場。初出場となった第99回大会は8区を任され、区間14位という結果でした。レース後、「自分でもびっくりというか。箱根で区間賞は4年間の目標だったので、本当に最高な気持ちです」と笑顔で話します。 前回の第100回大会では、8区に区間エントリーされていましたが当日にメンバー変更され、箱根路を走ることはありませんでした。「昨年は箱根10日前に気胸になってすごく悔しい思いをして。半年近く故障で走れなかったり、山あり谷ありの昨年だったのですが、ここでしっかりとリベンジをして、区間賞も取れてうれしかったです」と喜びを語ります。 走っている時の意識については「後ろも詰まっていたので後ろと差を開けて、前は必ず詰めてから。少しでも上の順位を狙って、アンカーの人に少しでも楽に走ってもらえるように頑張りました」と振り返ります。この言葉通り、桜井選手は6位の中央大学と1分19秒差の7位でたすきをもらいますが、その差をつめ、鶴見中継所では中央大学とほぼ同時にたすきリレーしました。