国内旅行より安い?夏休みにオススメの海外旅行先 インバウンド増で国内宿泊費が高騰中…物価高&円安の影響が少ないTOP5は
あと1ヵ月ほどでいよいよ夏休み。旅行先をどうするか考えている人も多いと思いますが、最新の旅行事情を「夏休み “コスト抑えめ” 海外旅行」というテーマで、元・テレビ朝日アナウンサーで株式会社令和トラベル執行役員の大木優紀さんに教えていただきます。
海外旅行 今どうなってる? インバウンドの回復で実は航空代金は↓
大木優紀さん:いま海外旅行は、円安や海外の物価が高いなど、少し遠い存在になりつつありますが、「実は皆さん知らないんじゃないかな?」っていうことが結構あります。 いまの日本からの海外旅行者数はコロナ前の2019年と比べて53%、月によっては60%程度です。一方で、海外からの観光客が非常に増えていて、2019年のコロナ前を超えて104%となってます。 インバウンドだけが回復している状態ですが、実はアウトバウンドへの影響もあります。日本に外国の方がたくさん来るということは、コロナで減っていた航空便も順調に回復しています。実は、日本人にとっても非常にプラスで、需要が増えると航空代金が抑えられるので、大きなメリットになっているところが1つ目のポイントになります。
国内vs海外 費用は? 国内の宿泊費は↑
インバウンドの増加で、実は国内でも宿泊費が上がっています。そのため「国内旅行より安い海外旅行」が今、大きなトレンドになっています。 海外旅行予約アプリ「NEWT(ニュート)」調べでは、九州に行く人の泊数は平均1.77泊で費用は7万7200円ほど、ソウルは平均2.16泊で9万3600円ほど、台北は平均2.41泊で9万4600円ほど。 バンコクの場合は平均2.72泊で11万6600円ほどで、沖縄は平均2.82泊で13万2700円ほどとなっています。 沖縄・バンコク・台北・ソウル・九州を横並びで考えてみるのもオススメです。
円安・物価高の影響が少ない旅行先TOP5
円安やインフレの影響が少ない旅行先ーー 「NEWT」調べでは、1位タイ、2位マレーシア、3位韓国、4位インドネシア、5位台湾と、アジア圏が安いという結果が出ました。