医学部受験のプロが警鐘…合格可能性がガクッと下がる「実はNGな行為」10選【勉強・行動編】
これだけはするな!<行動編>
【NG】受験会場に早く着きすぎてしまう ⇒例えば開場が午前8時であるにもかかわらず、朝6~7時に到着してしまう受験生親子がいます。一見、準備万端かつ気合十分で「良い心がけ」に思われるかもしれませんが、寒空の下で待機するのは風邪を引きに行くようなものです。気合いの空回りには注意しましょう。 【NG】会場で知人と再会し、話しかけてしまう ⇒本番で絶対に避けたいこと。それは、会場で新型コロナやインフルエンザなどの感染症にかかってしまうことです。会場内に感染者がいないとは断言できません。そんななか、知人を見つけるとホッとして、つい駆け寄って「久しぶり!」「元気だった?」とおしゃべりをしてしまう受験生がいますが、これでは自ら感染リスクを上げるようなもの。会場でのコミュニケーションはなるべく我慢しましょう。 【NG】休憩時間内にお手洗いを済ませられない(トイレ難民) ⇒大学によっては、ホテルの宴会場などで試験を実施します。ここで要注意なのが「お手洗い」問題。休憩時間内にお手洗いを済ませられないリスクがあります。 そもそもホテルのお手洗いは、同じ時間帯に1,000人規模が利用することを想定したものではありませんから、受験生に対して数が足りません。大行列になることは必至です。並ぶだけで休憩時間が終わってしまい、我慢したまま次の試験に臨むことになる可能性もあります。これでは集中力が低下するばかりか、体調に支障をきたすこともあり、本来の力を発揮することが難しくなってしまいます。 トイレ難民にならないためには、できれば会場となったホテルに部屋を取り、休憩時間には部屋へ戻って用を足すことをおすすめします。 また、従来の医学部受験の主戦場といえば「五反田TOC」でしたが、今回五反田TOCを利用するのは2校だけです。多くの大学は東京流通センターやパシフィコ横浜ノースなど、会場がガラリと変わります。ここでもトイレ難民にならないために、到着したらまずはお手洗いの場所を確認しましょう。