沖縄県がインフルエンザ注意報 前週比2倍増、5~9歳が最多
沖縄県は27日、インフルエンザ注意報を発令した。16~22日の1週間に報告された県内1定点医療機関当たりの患者数は10・43人となり、発令基準値の10人を超えた。前週から約2倍に急増しており、県は人が集まることの多い年末年始に注意を呼びかけている。 夜や休日に子どもが発熱…救急病院に行くべき? 親の悩みを解決する自宅訪問診療 医師有志が沖縄初のサービス 保健所別では、八重山が35・67人で最も多く、次いで那覇市12・33人、南部9・07人、中部保8・33人、宮古8・25人、北部3・80人となった。年齢別では、5~9歳が86人(14・7%)と最も多く、次いで1~4歳79人(13・5%)、60歳以上75人(12・8%)などとなった。 ウイルスの型別では、A型86・5%、B型0・5%だった。 県内では今年の夏場にも注意報が発令され、定点当たり19・13人をピークに減少。11月に約3カ月ぶりに解除となったが、再び増加に転じている。