2024年に発見された「幻のお宝」ベスト3! ガレージから見つかったダリ作品、300円で買ったシャガール作品etc.
フリーマーケットで300円で購入した絵画がシャガール作品だった、おつりでもらった硬貨が幻の「試験硬貨」だったなど、誰もが羨むお宝発見のニュースが2024年も賑やかだった。千載一遇のチャンスに恵まれた人々のストーリーを振り返ろう。 【写真】2024年に発見されたお宝作品8選
おつりが幻の「試験硬貨」! 額面の約6800倍で落札
イギリスである人物がおつりとしてもらった硬貨が1981年発行の25ペンス(約48円)の非常に珍しい試験硬貨だった。それがこのほどオークションにかけられ、額面の約6800倍となる1700ポンド(約32万円)で落札された。
駐車場に50年間眠っていた10点のダリ作品を発見!
サルバドール・ダリ(1904-1989)は20世紀で最も有名な芸術家の1人であり、「溶ける時計」や「ロブスターの電話」などの不思議なモチーフでシュルレアリスムの旗手となった。最近では、フロリダのサルバドール・ダリ美術館に、AIによってダリと会話が出来るロブスターの電話が設置されて話題となった。そんなダリのサイン入りリトグラフ10点がロンドンの住宅のガレージで発見され、9月にオークションに出品された。
大学生が300円で買った絵画が本物のシャガール作品!?
カリフォルニア州オレンジ郡で開催された不用品セールで、大学生が2ドル(約300円)で購入したオイルパステル画がマルク・シャガール(1887-1985)作であり、2万ドル(約300万円)の価値があることが分かった。
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