巨人・国松球団社長が年頭あいさつ 「補強した今年の戦力を考えるならば勝ってしかるべき」
巨人は6日、東京・大手町の球団事務所で仕事始めを行った。国松徹社長があいさつし「巳年の巨人軍の成績を振り返ると、2リーグ制以降6回のうち5回がリーグ優勝で3度日本一になっています。非常に縁起の良い年回りです。昨年はあれだけの接戦を勝ち切りました。加えて、補強した今年の戦力を考えるならば勝ってしかるべきで、リーグ2連覇、その上の日本一を目指していきたいと思っています」と吉兆データを引き合いに出してチーム13年ぶりの日本一を厳命した。 巨人は昨季、就任1年目の阿部監督のもとで4年ぶりのリーグ優勝を果たし、球団創設90周年の節目に花を添えた。ただ、CSでDeNAに敗れ、日本シリーズ進出を逃した。オフには菅野が米大リーグ、オリオールズへ移籍したものの、中日から抑えのマルティネス、ソフトバンクから捕手の甲斐、楽天から通算197勝の田中将を補強するなどチーム強化を図った。