阪神・岩崎優があしながおじさんのススメ「早すぎるとか、そういうことはないと思う」玩具120万円分を寄贈
阪神・岩崎優投手(33)が5日、西宮市立浜脇幼稚園を訪問し、玩具の寄贈式・交流会に参加した。2021年から続ける社会貢献活動。子供たちの笑顔にパワーをもらった守護神は若手に社会貢献活動の大切さを説いた。 眼前に飛び込んでくる子供たちの笑顔に、ポーカーフェースが崩れた。この瞬間があるから、頑張れる。岩崎が若虎へ社会貢献活動をすすめた。 「(年齢が)早すぎるとか、そういうことはないと思う。どんどんね。何でもいいんで、やってほしいなと思います」 4年目を迎えた恩返しの場。今年も西宮市内と地元の静岡県清水区児童福祉施設などに、シーズン登板数に応じた玩具(1登板×2万円相当)を寄贈した。この日は寄贈したターゲットゲームで交流し、お礼に歌のプレゼントを受け取った。 「子供たちにたくさん喜んでもらえるのはすごくうれしい。力ももらいます」 純粋な笑顔と声援はとてつもないパワーをくれる。だから、後輩たちにも社会貢献活動を行ってほしい。そこには年齢も実績も関係ない。「自分は4年前から。もう少し早くやれていてもよかったかなというのはある」。この活動が評価され、今年は継続的な社会貢献活動に取り組み、野球人として優れた見識を持つ選手に球団が送る若林忠志賞も受賞した。 2年連続で60試合登板を果たし、総額120万円分のプレゼント。3年連続60試合登板となれば、4年連続で達成した2005-08年の藤川球児以来となる。「一年間普通に(1軍に)いたら、少なくとも50(試合登板)には乗ってくると思う」。虎の守護神は若手の手本であり続ける。(原田遼太郎)