【富士山女子駅伝】区間エントリーが発表 拓大・不破聖衣来は5区「目標を達成できるように」
富士山女子駅伝(30日、富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場、7区間43・4キロ)の区間エントリーが29日に行われ、有力校の布陣が出そろった。 1万メートルで日本歴代3位(30分45秒21)のタイムを持つ不破聖衣来(4年)を擁する拓大は、最長区間の5区(10・5キロ)に不破を、最終7区(8・3キロ)に新井沙希(3年)を投入。後半に力のあるランナーを起用し、上位進出を目指す。 不破はエディオンディスタンスチャレンジ(7日、大阪)の1万メートルに出走したが、五十嵐利治監督は「あくまで一番の目標は富士山女子駅伝。3週間前のポイント練習の一環という捉え方をして出場させる」との見解を語っていた。不破自身も「4年間の集大成になるので、個人でもチームでもしっかり目標を達成できるように頑張りたい。チームとしては優勝を目標に頑張っていて、個人では区間賞に近い走りは見せたいと思っている」と意気込んでいる。 全日本大学駅伝を制し、7年ぶりの富士山女子駅伝制覇を狙う立命館大は主将の村松灯(4年)を2区(6・8キロ)に、ルーキーの山本釉未(1年)を4区(4・4キロ)に起用。前半から有利にレースを運びたいところだ。7連覇の懸かる名城大は主将・谷本七星(4年)を5区に投入。大黒柱の走りで頂点の座を奪いに行く。
東スポWEB