【トレーニング】糖尿病を予防する有酸素運動。半年間密着の結果とは
【トレーニング】糖尿病を予防する有酸素運動。半年間密着の結果とは
Medical DOCでは、都内のパーソナルジム「T-Fitness」とコラボ企画を始めました。今回の記事は「糖尿病予備軍の可能性あり」と医師から指摘されたことのある岡田さん(74歳)の密着取材最終回です。最終インタビューとともに、トレーニング内容、管理栄養士の河原さんによる食事指導内容、そしてEBHS最終結果と医師からのアドバイスをお伝えします。
chapter01 最終トレーニング~運動編~
まずは、岡田さんの最後のトレーニングに密着させてもらいました。 笹森さん: 前回までは下半身中心のトレーニングでしたが、しっかり出来るようになってきたので、今回は上半身のトレーニングも多めに追加していきます。 ①ストレッチ 笹森さん: 高齢者や運動習慣のない方は、運動前後にしっかりとストレッチをすることで、怪我の予防や筋肉痛軽減などが期待できます。 ②スクワット(50回) 笹森さん: スクワットは主に下半身のトレーニングですが、岡田さんの場合はバランス能力の強化や足首のストレッチにも役立っています。 ③ランジ(左右10回) 笹森さん: お尻の筋肉を鍛えるトレーニングです。骨盤周りを強化することで歩行時や階段昇降時にバランスを崩しにくくなります。 ④レッグレイズ(10回×3セット) 笹森さん: 腹筋、特に下部の腹筋が鍛えられます。 ⑤チェストプレス(40kgで13回→45kgで10回→50kgで8回) 笹森さん: 主に大胸筋と三角筋が鍛えられます。大胸筋のような大きな筋肉を鍛えると代謝も良くなります。 ⑥ラットプルダウン(16kgで15回を2セット) 笹森さん: 背中全体を鍛える運動の中でも初心者に取り入れやすいのがこのラットプルダウンです。半年前と比べて、負荷量も回数も上がってきましたし、動きも非常にスムーズになりました。 ⑦ストレッチ 笹森さん: 使った筋肉を伸ばすクールダウンは、翌日以降に筋肉が硬くなるのを防ぎます。 トレーニング後、トレーナーの笹森さんからお話を伺いました。 笹森さん: 動きの一つひとつがしっかりしてきています。また、スクワットではしゃがむ可動域が深くなり、下までしゃがみこめるようになりました。半年前は深く沈み込むと戻って来られなかったり、左右にバランスを崩しやすかったりしたのですが、とても安定して回数をこなせるようになりました。 編集部: 岡田さん、以前と比べてトレーニングはどう変化しましたか? 岡田さん: 下半身がしっかりしました。初めてここに来た時スクワットは休憩を挟みながら20回がやっとでしたが、今は連続で50回できるようになりました! 編集部: この半年間で一番得意になった種目などはありますか? 岡田さん: こちらも同じくスクワットです。 笹森さん: その通りです!すごく上手くなりました。