【トレーニング】糖尿病を予防する有酸素運動。半年間密着の結果とは
chapter04 最終インタビュー
編集部: トレーニング・食事・EBHSの結果が出揃いました。 岡田さん、目標は達成できましたか?自己評価は何点でしょう? 岡田さん: 自己評価は90点ですかね。マイナスの10点はスキーでのパフォーマンスです。家族でスキーに行ったのですが、転んだ時に雪の中で立ち上がるのはきつく、スキーを外して立ち上がりました。しかし以前は、一度転ぶとスキーを外すこともできず、息子に助けてもらわなければならなかったので、やはり体が変わったと感じています。もう少し本格的にスキーをしていた大学時代のパフォーマンスに近づきたいと思います。 編集部: 糖尿病に対しての不安はどうですか? 岡田さん: 血液検査の結果は横ばいですが不安はありません。この半年間で食事量が増えたので、太るのが怖かったのですが、トレーニングのおかげか体重は変わっていません。これからもしっかりトレーニングを続けていこうと思います。 編集部: 半年前(トレーニング前)の自分に伝えたいことは? 岡田さん: 来てよかった!の一言です。さらに、半年間続けてすごく良くなった、運動は大事!と伝えたいですね。 編集部: 今後の運動面や食事面はどのように考えていますか? 岡田さん: 週1回のジム通いを継続しながら、自宅で週1回の自主トレを行い、できればランニングも始めようと考えています。食事は朝食と夕食は妻に頼りながら、昼食は自分なりの工夫を継続しようと思います。 編集部: 笹森さんから見て、岡田さんの目標達成は100点満点の何点ですか? 笹森さん: 100点ですね! 最初にお会いした時の岡田さんは、下半身が弱かったこともあり「あと2、3年で要介護になるのでは…?」という印象でした。今は、スキーもできていて、さらに「もっと上手くなりたい」「大学時代のように…」など目標が大きく変わったのを感じます。「転んだら起き上がれなかった」と言っていた半年前には全くなかった視点ですね。 編集部: 半年前と比べて岡田さんが一番変化したと感じることはなんでしょうか? 笹森さん: 途中から「家でもやりたいのでビデオを撮らせてください」と言ってくれたり、トレーニング中に食事のことを話すようになったり、ここに来てトレーニングするというだけでなく、生活そのものが変わりましたね。 編集部: 最後に、岡田さんの今後についてメッセージをお願いします! 笹森さん: 今後は、さらに色々なことに挑戦してもらいたいですね。まずはランニングです。健康の面はもちろんですが、それが人生の楽しみになっていければと思います。