侍ジャパン・頼れる男・牧が勝ち越しの満塁ホームラン…ポイントゲッターの本領発揮
野球の国際大会「ラグザス プレミア12」で日本代表「侍ジャパン」は22日、2次ラウンドでベネズエラと対戦。同点の六回二死満塁で、牧が勝ち越しの満塁ホームランを放った。 【写真特集】プレミア12の華…日韓台のチアダンサーが競艶
様々な選手がつないだ逆転劇の主役は、ポイントゲッターとして期待され、今大会は6番に入るチームリーダーの牧だった。逆転され2点を追う展開となった直後の六回、坂倉のソロで1点差としたが、反撃の雰囲気がしぼみかけた二死走者なしの場面。そこから、小園が四球、辰己が左前打、森下も四球を選んで二死満塁。続く栗原が押し出しの四球を選んで同点とすると、一気にムードが盛り上がる。
打席には牧、1ボールからの2球目、138キロの甘く入ったスライダーをとらえた打球はあっというまにレフトスタンドに飛び込む、勝ち越しの満塁ホームラン。2023年のWBCでも2本の本塁打を放って優勝に貢献した、頼れる男が本領を発揮した。