サッカーJ1サガン鳥栖の藤田直之主将「指導者として戻りたい」…岡本昌弘・森谷賢太郎と引退セレモニー
サッカー・J1リーグ戦で、サガン鳥栖がホームの駅前不動産スタジアム(佐賀県鳥栖市)にジュビロ磐田を迎えた8日の今季最終戦。サガンは3―0で快勝し、シーズンの締めくくりを連勝で飾った。 【写真】今季リーグ最終戦の後半、激しく競り合うマルセロヒアン選手
試合後には、今季限りで現役引退する主将のMF藤田直之選手(37)、GK岡本昌弘選手(41)、MF森谷賢太郎選手(36)の引退セレモニーがピッチ上で開かれた。
福岡県出身の藤田選手は、福岡大から2010年に当時J2のサガンに入団し、1年目から試合に出場。12年からのJ1昇格にも貢献し、現役生活15年のうち通算9季にわたりサガンでプレーした。岡本、森谷両選手はいずれも22年からサガンに所属した。
ジュビロ磐田戦には、藤田、岡本両選手が後半途中から出場。藤田選手はセレモニーで涙を流し、「指導者としてまた皆さんの前に戻り、サガンを強く、より魅力あるチームにしたい」と今後の目標を語った。チームメートは藤田選手の背番号と同じ14回の胴上げをしてねぎらった。
また、岡本選手は「皆さんの声援のおかげで、何度も立ち上がり、頑張ることができた」とサポーターに感謝。森谷選手も「14年間のキャリアで誇れるのは、たくさんの方々に応援してもらえたこと」と語った。