内臓脂肪が勝手に落ちていく! 〇〇〇オイルを使った簡単料理3品【更年期世代の我慢しないで内臓脂肪が勝手に落ちるプロジェクト⑧】
更年期以降につきやすくなり、生活習慣病の元にもなる内臓脂肪。これを効率よく落とすには、MCTオイルがとても有効、と形成外科専門医であり分子栄養学認定医でもある齋藤真理子さん。その指導のもと、このMCTオイルが手軽にとれる3品をご紹介。簡単にできるので、ぜひ作ってみて。
内臓脂肪を落とすだけじゃない! MCTオイルのすごいパワー
まずは、MCTオイルの効能について、改めて齋藤先生に伺った。 「MCTオイルとは、中鎖脂肪酸の略称で、脂肪が勝手に燃えていく“脂肪燃焼体質”づくりをサポートしてくれます。 MCTオイルは一般的な油より4倍速く分解され、脂肪としてたまりにくいうえ、とると厳しい糖質制限をしなくてもケトン体が産生され、体内の脂肪を使ってどんどんケトン体を作る“脂肪代謝”に変わります。ケトン体が増えると、ミトコンドリアが活性化し、基礎代謝もアップ。脂肪が減って、基礎代謝が上がるというダブル効果で脂肪燃焼体質に変わるのです。 ケトン体には満腹中枢を刺激して食欲を抑える効果や、食後血糖値の急上昇を抑えて、血糖値を安定させる効果もあります。これらの効果からMCTオイルを毎日の食事に取り入れると内臓脂肪も落ちやすくなるのです」 さらに、MCTオイルには、内臓脂肪を減らす以外にも、以下のような多くの効果があるそう。 《MCTオイルをとると期待できる健康効果》 ・抗炎症性サイトカインであるIL-10の分泌を増やし、炎症を抑え込む。 ・MCTオイルを用いた食事療法で脂肪燃焼体質になると、糖質を餌とするがん細胞が餌不足に陥ってがん予防につながる。 ・腸内の悪玉菌を減らし、腸内環境を整える。 ・認知症を防ぐ。 ・肌の老化を防ぐ。 ・ケトン体が増えることで血流がよくなり、冷えが改善する。 このような効果が期待されるMCTオイルを、手軽にとることができる齋藤先生おすすめの簡単料理が以下の3つ。
MCTオイルを使った簡単料理3品
◆豆腐のとろーり親子丼 高タンパク低脂肪の鶏胸肉を使った親子丼。ご飯は、この連載第3回<2カ月で-6kgに成功した医師が伝授! 勝手に内臓脂肪が落ちていく3つのメソッドとは!?>で紹介した“満腹豆腐ご飯”にすることで糖質量をかなり減らせる。 豆腐と卵からもタンパク質がとれる点が◎。MCTオイルは火を止めてから最後にかけるのがポイントだ。 【作り方(2人分)】 玉ねぎ1/4個を薄切り、鶏胸肉100gはそぎ切りに。フライパンにみりん大さじ1、めんつゆ(3倍濃縮)大さじ2、水大さじ3と玉ねぎを入れてふたをし、2分ほど中火で煮る。ふたを開けて鶏胸肉を加え、卵3個を粗く溶きほぐし半分回し入れ、再びふたをして1分煮る。ふたを取り、残りの溶き卵を回し入れる。火を止め、MCTオイル小さじ2を入れてふたをし、1分蒸らす。 どんぶりに満腹豆腐ご飯適量を盛り、上記の具をのせて青ねぎ適量を散らす。七味唐辛子をふる。
【関連記事】
- 【更年期世代の我慢しないで内臓脂肪が勝手に落ちるプロジェクト③】2カ月で-6kgに成功した医師が伝授! 勝手に内臓脂肪が落ちていく3つのメソッドとは!?
- 【更年期世代の我慢しないで内臓脂肪が勝手に落ちるプロジェクト④】内臓脂肪が勝手に落ちていく決め手「〇〇〇オイル」の驚くべき健康効果、とり方のコツとは?
- 【更年期世代の我慢しないで内臓脂肪が勝手に落ちるプロジェクト⑦】内臓脂肪を撃退するための強い味方! 〇〇〇オイルが手軽にとれるドレッシング&ソースレシピ
- MCTオイル、オメガ3、オメガ9….ダイエット中でも摂るべき油と避けたい油は?/内臓脂肪を落とすルール
- 【40代、50代のダイエット】「『糖質オフ』『糖質ゼロ』を選んで食べているのに、一向に痩せないんですけど?」あなたが痩せない本当の理由