【40代・50代のビタミンD活】「花粉症の症状はビタミンDで改善する」は本当だった!
◆半世紀にわたる、しつこい花粉症が完治! 「私の場合、40年以上の年季が入った花粉症でした。毎年12月頃から3月までは目がかゆいし、夜中に鼻が詰まって苦しくて起きることもあり、毎朝ティッシュの山。市販薬は粘膜がカラカラに乾くので無理。耳鼻科にも通い、アレルギー薬を出してもらったけれど、1年目は効いたものの、2年目は全然効きませんでした。 5年ほど前、「花粉症にはビタミンDだったのか!」と知って、さっそくサプリメントを飲み始めました。最初は1日100µg(4000IU)飲んでいたと思いますが、それでだんだん症状が治まっていきました。2年目で“完治”といえるほどになったので、それ以来一年中、半分の量でOKに。 まわりの花粉症の方々にもビタミンDをすすめています。一人、目のかゆみはビタミンDでは改善しなかったという知人もいましたが、それ以外はたいてい、鼻の症状がなくなっているようで、これはホンモノだと感じています」(Hassyさん・70代/介護職)
【教えてくれたのは】 斎藤糧三さん 医師/日本機能性医学研究所所長。 1973年生まれ。日本医科大学卒業後、産婦人科医に。その後、美容皮膚科治療、栄養療法、点滴療法、ホルモン療法を統合したトータルアンチエイジング理論を確立。2008年「日本機能性医学研究所」を設立(2009年に法人化)。2017年、スーパーフードとしての牧草牛(グラスフェッドビーフ)の普及を目指し、日本初の牧草牛専門精肉店「Saito Farm」をオープン。2022年、機能性医学と再生医療を融合させた治療拠点として「斎藤クリニック」を開設。著書に『サーファーに花粉症はいない』(小学館)、『病気を遠ざける! 1日1回日光浴 日本人は知らないビタミンDの実力』(講談社+α新書)ほか多数。 ビタミンDイラストキャラクターイラスト/内藤しなこ 木イラスト/Shutterstock 取材・原文・画像制作/蓮見則子