《約1年前に第2子出産の植村花菜》「歩行も困難だった産後2日後に退院」戸惑う米国の子育て事情、支えるジャズドラマー夫の意外な才能
病院食の差にもビックリ。 「長男を出産したときの日本の病院で出てくる食事はすごくおいしかった。ニューヨークの病院の食事は……パンと冷凍のミックスベジタブル、チキン……とても食欲をそそる食事ではなかったんですよ(笑)」 “逆境大好き”というほどたくましい心意気の植村さんだが、それじゃ力も出なかったろう。 「ただ、検診が終わった後は、しばらく自宅で身体を休めながら育児に専念できました。今回は産休がほとんどなく、仕事がずっと途切れない状態で子育てをしていてなかなか家事まで手が回らないので、今は食事の支度はほとんど夫がしてくれています。息子が『パパのご飯のほうがおいしい』と言うくらい(笑)」
2013年に結婚した夫のジャズドラマー・清水勇博さんは、音楽の仕事をしながら「アレクサンダー・テクニーク」という、人間本来の自然な姿勢や発声方法を体系だてたメソッドの指導者でもある。 「夫はドラムを叩いている時に背中の右側にしびれが出てしまう状況に悩まされていたとき、『アレクサンダー・テクニーク』に出会いました。日本ではまだあまり一般的ではないメソッドですが、欧米の音楽学校や演技学校では授業として取り入れている学校も多いそうです。 彼はウィークデーの日中は『アレクサンダー・テクニーク』の学校で先生をしていますし、息子は現地の小学校に通っているので、私は普段、夕方までは家で娘と2人きり。娘は私に似ておてんばで、どうやら少々いたずらっ子なようです。息子とはまた全然違った性格で、とても興味深いですね。日々、表情やできることが変化していくので、毎日観察していると楽しくて。家でずっと2人きりでも、退屈したり飽きたりすることはありません」 思うように仕事が捗らない時があるのが悩みの種だというが、それも幸せな証拠だろう。 (第3回に続く。第1回を読む) 取材・文/中野裕子(ジャーナリスト)撮影/小林忠春
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