「避けられたかも」大谷翔平、水原一平元通訳の違法賭博は防げた!? 米メディア「より多くの疑問が…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、元専属通訳の水原一平氏が違法賭博に関与したスキャンダルに巻き込まれた。大谷の口座から1600万ドル(約25億円)を超える資金が窃盗されたのは衝撃だが、大谷が防ぐことはできたのだろうか。米メディア『ザスコア』のトラビス・ソーチク記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 信頼していた人物に詐欺にあったアスリートは大谷が初めてではない。数年前、元MLB投手のジェイク・ピービー氏が、ファイナンシャルアドバイザーのアッシュ・ナラヤン氏に1500万ドル(約23億円)を盗まれた。また、2009年には金融業者ロバート・アレン・スタンフォードが画策したネズミ講に、多くのメジャーリーガーが知らず知らずのうちに投資していた。 アスリートや多額の貯蓄や投資をしている人は、自身の教育と口座の定期的な確認が必須だ。特にメジャーリーガーは約190日間も野球に時間を費やしている。野球は最優先であるが、時間を見つけて市場やお金について学ぶ必要がある。 ソーチク氏は「これまでの発表によれば、大谷は信頼していた人物に何百万ドルもの大金を奪われた。しかし、いくつかの簡単な安全策が講じられ、より多くの疑問が投げかけられていれば、すべては避けられたかもしれない」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部