もうすぐ日本に上陸!? BMW新型「2シリーズグランクーペ」はフルモデルチェンジで パワフルなエンジンとスタイリッシュな外観で注目の1台です
想像を大きく超えた新型2シリーズ グランクーペの進化
2代目にフルモデルチェンジされたスタイリッシュ4ドアクーペ、BMW「2シリーズ グランクーペ」が2025年春頃に日本で登場する予定です。 新型2シリーズ グランクーペはどのようなクルマなのでしょうか? 【画像】スタイリッシュな4ドアクーペが2代目に進化! BMW新型「2シリーズ グランクーペ」を見る(38枚)
新型2シリーズ グランクーペは、ドイツのBMWグループ・ライプツィヒ工場のみで生産されます。 BMWは新型2シリーズ グランクーペを2世代目と称しています。基本骨格は先代から引き継がれているものの、その外観も大きく変更され、インテリアは完全に刷新されています。ボディサイズは、全長4546mm×全幅1800mm×全高1445mm。ホイールベースは2670mmです。従来型と比べて、全長は20mm長く、全幅は変わらず、全高は25mm高くなりました。ホイールベースは変わりません。 エクステリアデザインでまず目を惹くのが新しいフロントフェイスです。新型「1シリーズ」同様に、薄型になったキドニーグリルが、より低い位置に置かれています。標準装備のLEDヘッドライトは最近のBMWに共通の縦バーで4灯式を現代的に表現したものとなり、トータルでより低く伸びやかな印象を強めています。アダプティブLEDヘッドランプはオプション設定されています。また、キドニーグリルの輪郭を光らせる「アイコニック グロー」はオプション設定されます。 ボディサイドは、ハイグロスブラック化されたウインドウフレーム後端、ホフマイスターキンクの部分に「2」のレターが刻まれています。テールランプやバンパーなども新たな形状とされました。 タイヤ外観の拡大も、エクステリアを力強く見せているポイントです。例えばMスポーツのタイヤは従来の前後225/40R18から、225/45R18とされています。タイヤはすべて開発し直したもので、特に走行性能と静粛性に力が割かれているようです。 インテリアは、完全なレザーフリーとなりました。ヴィーガンレザーとアルカンターラのトリムはオプションで選べ、インパネの手縫いコントラストシームと組み合わせられます。PETリサイクル材を用いたソフトパットが張られたダッシュボードは、職人がミシン縫いしているという特徴的なステッチ入りです。 お馴染みBMWカーブドディスプレイには、最新のOS9がインストールされています。新設計のギアセレクターが、進歩したインテリアのキャラクターを強調しています。 新設計のシートは、ロングツーリングでも快適です。Mスポーツシートやシートヒーター、電動アジャストはオプションです。スポーツシートはランバーサポート付きで、オプションでマッサージ機能も設定できます。 スポーツステアリングも標準装備ですが、新設計のMレザー ステアリングホイールと交換できます。これはMスポーツパッケージの一部で、マニュアルシフト用のパドルを備えています。 リアシートバックは40:20:40の3分割可倒式で、リアシート使用時でもトランクの容量は220グランクーペで430リッター、220dグランクーペで360リッターです。 ドイツ仕様のパワートレインは、1.5リッター直列3気筒ガソリンターボエンジンをフロントに搭載する「220」は、48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、システム最高出力170馬力、最大トルク280Nmを発揮するFWDモデル。 2リッター直4ディーゼルターボの「218d」は、最高出力150馬力、最大トルク360Nmという数値です。218dのパワーアップ版で48Vマイルドハイブリッドを搭載する「220d」もラインナップ。こちらは、システム最高出力170馬力、最大トルク415Nmとなります。 そしてMパフォーマンスモデルでは、2リッター直4ガソリンターボの「M235 xDrive」が設定されています。こちらは最高出力300馬力と最大トルク400Nmを発生し、0→100km/h加速は4.9秒というパフォーマンスを発揮します。なお、すべてのモデルに標準で7速DCTが搭載されます。 ※ ※ ※ ここで紹介している内容はドイツ仕様のもの(数値は暫定的)で、日本仕様についてはまだアナウンスはありません。 新型2シリーズ グランクーペは、2025年3月に市場投入される予定だといいます。日本でも同時期に発表されると見込まれています。
VAGUE編集部