井上拓真 3度目の防衛戦もきっぱりV宣言 リベンジに燃える同学年・堤を「しっかり返り討ちにします」
「ボクシング・Prime Video Boxing 10」(10月13、14日、有明アリーナ) 2日間にわたって世界タイトルマッチ7試合と、那須川天心(26)=帝拳=のWBOアジアパシフィックバンタム級王座決定戦が行われる。日本ボクシング史上空前のビッグイベントが開催されることが22日、都内で発表された。 高校時代に一度勝っている同学年の堤を挑戦者に迎えて、3度目の防衛戦に臨む拓真は「向こうはリベンジという気持ちで来ると思いますけど、しっかり返り討ちにします」ときっぱりV宣言。5月の石田匠戦に続く日本人同士の対決になるが、「厳しい試合にはしない。内容的には一方的に、くっついても離れても自分のやりたいようにやるだけなので」と絶大な自信を示した。 一方、拓真狙いを公言してきた堤は「決まって本当にうれしい。個人的に高校時代のリベンジが胸にあったので、世界のベルトと一緒に達成できたら、これ以上はない」と悲願の世界タイトル奪取へ力を込めた。 試合は次の通り。 【10月13日】 ◆WBA世界バンタム級タイトルマッチ 王者・井上拓真(大橋)-3位・堤聖也(角海老宝石) ◆WBC世界フライ級王座決定戦 1位・寺地拳四朗(BMB)-2位・クリストファー・ロサレス(ニカラグア) ◆WBA世界フライ級タイトルマッチ 王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)-15位・タナンチャイ・チャルンパック(タイ) ◆WBO世界ライトフライ級王座決定戦 1位・岩田翔吉(帝拳)-2位・ハイロ・ノリエガ(スペイン) 【10月14日】 ◆WBC世界バンタム級タイトルマッチ 王者・中谷潤人(M・T)-1位・ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ) ◆WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者・田中恒成(畑中)-5位・プメトレ・カフ(南アフリカ) ◆WBO世界フライ級タイトルマッチ 王者・アンソニー・オラスクアガ(米国)-1位・ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ) ◆WBOアジアパシフィックバンタム級王座決定戦 1位・那須川天心(帝拳)-2位・ジェルウィン・アシロ(フィリピン)