日本VS韓国!? アジア人の市場価値ランキング1~10位。日本代表からは何人がランクイン?
3位:ソン・フンミン(韓国代表) 生年月日:1992年7月8日(31歳) 最新市場価値:5000万ユーロ(約70億円) 所属クラブ:トッテナム(イングランド) 23/24リーグ戦成績:33試合17得点9アシスト 韓国代表のソン・フンミンは、31歳という年齢だが、5000万ユーロ(約70億円)の市場価値がついている。かつて9000万ユーロ(約126億円)でアジア人最高額になったときから比べると下落しているものの、ピッチ上での存在感は衰えていない。 ソン・フンミンは、2022/23シーズンに負傷もあってプレミアリーグでの得点数が10にとどまった。しかし、今季は完全に復活し、シーズン前半戦だけで昨季を超える11得点を挙げると、後半戦でもコンスタントにゴールを決めており、ここまで17得点を記録している。トッテナムでエースでありキャプテンという立場のソン・フンミンは、プレミアリーグを代表するスターといっても過言ではないはずだ。 近年の市場価値の下落は、やはり年齢からくるものだろう。ソン・フンミンの市場価値がピークだったのは2020年12月のことで、2020/21シーズンのソン・フンミンはプレミアリーグで17得点10アシストという成績だった。今季はその数字を上回る可能性もある。昨年6月から市場価値が横ばいというのは、年齢を考慮すると、高い評価の表れだ。
2位:キム・ミンジェ(韓国代表) 生年月日:1996年11月15日(27歳) 最新市場価値:5500万ユーロ(約77億円) 所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:25試合1得点2アシスト 韓国代表のキム・ミンジェは、アジア人のセンターバックで最も高い市場価値がついているが、今季はその評判を落としている。 キム・ミンジェは、2022年夏にトルコのフェネルバフチェからイタリアのナポリへ移籍した。当時はそこまで名の知られる選手ではなかったものの、セリエAで独走優勝をしたチームで最終ラインのキーマンとなり、圧倒的な存在感を放ち、一気に知名度を高めた。その活躍で市場価値は1400万ユーロ(約19.6億円)から6000万ユーロ(約84億円)に上昇し、2023年夏にバイエルン・ミュンヘンへ移籍している。 しかし、ドイツの強豪では、イタリア時代の存在感を見せられておらず、シーズン後半戦はベンチを温めることも増えている。ナポリ時代は高さ、強さ、スピードという武器で相手を跳ね返してきたが、バイエルンでは判断の悪さが目につき、チームが無冠に終わったことも相まって非難の対象になっている。 最近では、バイエルンが1年での放出を検討しているという報道もドイツで出ているほど、キム・ミンジェの評判は落ちてしまった。今季の市場価値下落額は500万ユーロ(約7億円)だが、この状況が続けば、さらなる下落も十分にあり得るだろう。