日本VS韓国!? アジア人の市場価値ランキング1~10位。日本代表からは何人がランクイン?
5位:冨安健洋(日本代表) 生年月日:1998年11月5日(25歳) 最新市場価値:3000万ユーロ(約42億円) 所属クラブ:アーセナル(イングランド) 23/24リーグ戦成績:21試合1得点1アシスト サッカー日本代表の冨安健洋は、市場価値が自身最高額の3000万ユーロ(約42億円)となっている。 2018年1月にベルギーのシント=トロイデンに加入してからヨーロッパでのキャリアを続けている冨安は、驚異のスピードで市場価値を高めていった。しかし、2021年夏にアーセナルに加入したあとは、熾烈なポジション争いや度重なる負傷で出場機会が思ったように増えず、市場価値はほぼ横ばいだった。 それでも、今季はシーズン序盤からサイドバックとしてコンスタントに起用され、ピッチに出るたびに評価を高めている。守備時の安定感とポジショニングは抜群で、プレミアリーグで優勝を争うチームにおいても確かな戦力となっている。昨年6月に2500万ユーロ(約35億円)だった市場価値は、12月の更新で現在の3000万ユーロ(約42億円)となった。 冨安のリーグ戦出場が21試合にとどまっている理由は、AFCアジアカップカタール2024参加のほかに、やはり今季も負傷離脱があったためだ。アーセナルでの過去2シーズンは、いずれもリーグ戦の出場が21試合だった冨安。ケガなく1シーズンを過ごせたら、どこまで市場価値を高めるのだろうか。
4位:三笘薫(日本代表) 生年月日:1997年5月20日(27歳) 最新市場価値:4500万ユーロ(約63億円) 所属クラブ:ブライトン(イングランド) 23/24リーグ戦成績:19試合3得点4アシスト サッカー日本代表の三笘薫が、アジア人選手で市場価値4位の選手だ。5位以下に大きな差をつけて、最新の市場価値は4500万ユーロ(約63億円)となっている。ただ、今季は昨季に比べると苦しんでいると言えそうだ。 三笘は、2022/23シーズンにブライトンでプレーし始めたときの市場価値が250万ユーロ(約3.5億円)だったが、ロベルト・デ・ゼルビ監督のもとで定位置をつかむと、抜群の突破力を武器にプレミアリーグで活躍し、それに伴って市場価値も急激に上昇した。2023年夏には3200万ユーロ(約44.8億円)に達している。今季もシーズン序盤から見事なプレーを続けると、10月には市場価値が5000万ユーロ(約70億円)となり、さらに価値を高めていった。 しかし、その後は疲労の影響があったのか調子が下がり、12月には左足首を負傷した。2月には腰を痛めていまも戦列を離れており、最新の市場価値は4500万ユーロとなっている。『transfermarkt』のデータ上、三笘の市場価値が下がるのはキャリアで初のこと。負傷を完全に治して、元のコンディションを取り戻せるかに注目したい。