日本VS韓国!? アジア人の市場価値ランキング1~10位。日本代表からは何人がランクイン?
7位:ファン・ヒチャン(韓国代表) 生年月日:1996年1月16日(28歳) 最新市場価値:2500万ユーロ(約35億円) 所属クラブ:ウォルバーハンプトン(イングランド) 23/24リーグ戦成績:28試合12得点3アシスト 韓国代表のファン・ヒチャンは、2023/24シーズンに評価を急激に高めたFWだ。昨年夏に1200万ユーロ(約16.8億円)だった市場価値は、2500万ユーロ(約35億円)まで上昇している。 その一番の理由は、得点数の劇的な増加だ。昨季はプレミアリーグで27試合に出て3得点1アシストと振るわなかったファン・ヒチャンだが、今季は第5節までに前季の記録に並ぶ3得点に到達。その後もコンスタントにゴールを挙げており、気づけばキャリアハイ(ザルツブルク在籍時の2016/17シーズン)に並ぶ12得点まできている。 それも、AFCアジアカップカタール2024への参加や約1カ月の負傷離脱もあったシーズンでの出来事であることを考えると、市場価値が高まるのは当然のことだろう。フィジカルの強いプレミアリーグのDFたちに当たり負けしないファン・ヒチャンは、足もとの技術も持ちあわせており、ゴール前での迫力は圧倒的。アジアでトップクラスのパワーを持ったFWと言っていいだろう。
6位:伊藤洋輝(日本代表) 生年月日:1999年5月12日(25歳) 最新市場価値:2500万ユーロ(約35億円) 所属クラブ:シュツットガルト(ドイツ) 23/24リーグ戦成績:25試合0得点2アシスト サッカー日本代表の伊藤洋輝は、市場価値が自身最高額の2500万ユーロ(約35億円)となっているが、まだまだ上昇が期待できる選手と言えるだろう。 伊藤は2021年夏、市場価値が55万ユーロ(約7700万円)というときにジュビロ磐田を離れてシュトゥットガルトに加入した。そこから一度も下落することなく、じわじわと市場価値を高めている。 今季もシュトゥットガルトのレギュラーを務めている伊藤は、周囲から厚い信頼を得ており、センターバックでも左サイドバックでも起用されている。負傷離脱とAFCアジアカップカタール2024に参加していた時期を除いて全試合に出場しており、シュトゥットガルトで欠かせない選手と評価されているのは間違いない。 3月に行われたFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選の北朝鮮代表戦など、日本代表の試合ではパッとしないパフォーマンスとなることが多い伊藤だが、ブンデスリーガでは冷静かつ大胆で、自信を持ってプレーしている印象だ。 ここまで市場価値の下落がない25歳は、いつまで上昇を続けるのだろうか。