家庭用プリンターは本当に必要? プリンターを手放すと何がどれくらい不便になるのか
「あれ、気付いたら年賀状を印刷して以来、今年は一度も自宅のプリンターを利用していない」という方も中にはいるのでは。 【写真でわかる】ところでWindows 10はいつまで使えるの? Windows 11への乗り換え方法は? 「明けましておめでとう」のやり取りがメールやLINEに置き換えられ、年賀状の印刷枚数自体が減る中、さらにe-Taxの普及や電子帳簿保存法の改正などを受け、税務関連の書類を印刷する機会も減っている家庭が多いのではないでしょうか。そうなると、家庭用プリンターはもはや不要で、必要なときだけコンビニのプリンターを利用すれば十分ではないでしょうか? 今回はプリンターを手放すと、何がどれくらい不便になるのか見ていきましょう。
家庭用プリンターは本当に必要?主な用途
プリンターを手放すと何が不便になるのか、まずは基本的な用途を見ていきましょう。主な家庭用プリンターの用途には以下が挙げられます。 ・請求書の印刷など税務関連 ・年賀状の印刷 ・スキャン(※スキャナー付きのプリンターの場合) ・クリックポストなど郵送物のラベル印刷 このうち税務関連での印刷については、電子帳簿保存法の改正やe-Taxの普及によって「印刷の必要」自体が薄れています。スキャンについても「スキャナー代わりにiPhoneのスキャンアプリを使う」方が増えているのでは?
たとえばスキャナアプリ「CamScanner」は無料アプリですが、非常に高性能。スキャン結果は正確で、OCR機能もついているため、アプリ上で文書を編集することも可能です。 クリックポストのラベル印刷は、そもそも最終的にポスト投函が必要なため外出時にコンビニのプリンターで行えば十分でしょう。コンビニの近くにポストがあるケースは非常に多いです。 すると一般的な用途の範疇では、よくよく考えると年に一回「年賀状を印刷することにしかプリンターを使わない」ことすらあるかもしれません。
家庭用プリンター不要説!手放すと何がどれくらい不便になる?
ここまでに述べてきた通り、e-Taxの普及や「資料をデータで送るのが当たり前の時代になった」ことなどが原因で家庭用プリンターは存在感が大きく薄れています。 さらに「年賀状印刷」はコンビニでも可能です。ほかにもオンラインで注文して自宅に届けてもらうサービスもあり、プリンターがなくても年賀状の準備が可能です。