ソニー、任天堂「Switch」に対抗する携帯ゲーム機を開発中か
ソニーは、現行の「PlayStation Portal」にはできない方法で「PlayStation 5(PS5)」のゲームにアクセスできる携帯ゲーム機を開発中だと、Bloombergが米国時間11月25日に報じた。 199.99ドル(日本では税込3万4980円)のPlayStation Portalは現在、Wi-Fi接続を介してPS5にあるゲームをプレイできるが、任天堂の「Nintendo Switch」のように、インターネット接続なしで単独でゲームをプレイすることはできない。一方、ソニーが開発しているのは、それが可能な携帯型PS5のようなものだという。Bloombergによると、開発はまだ「初期段階」にある。つまり、価格や発売日に関する情報はなく、発表があるとしても何年も先になる可能性がある。 ソニーはコメントの依頼にすぐには応じなかった。 このうわさは、Microsoftが独自の携帯型ゲーム機を模索中だという一連の報道に続くものだ。Microsoftは同分野での経験が限られているが、ソニーはこれまで「PlayStation Portable(PSP)」や「PlayStation Vita」などの携帯ゲーム機を発売しており、これらはディスクベースのカートリッジまたはダウンロードしたゲームに対応する。Vitaの発売は2011年で、ソニーがスタンドアロンの携帯ゲーム機を最後に発売してから長年が経過している。 一方、任天堂は2025年に「Nintendo Switch」の後継機を発売する見込みだ。発売日や仕様に関する正式発表はまだないが、うわさによるとグラフィック性能が向上するという。また同社は、この後継機が既存のSwitch向けゲームにも対応すると明言している。 この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。