石見智翠館・祝原主将「花園で悔しさ晴らしたい」 高校ラグビー抽選
第104回全国高校ラグビー大会の組み合わせ抽選会が7日、大阪府豊中市であり、3回戦までの組み合わせが決まった。今春の選抜大会で準優勝し、34回目の出場で初めてAシード校として出場する石見智翠館(島根)は、30日の2回戦で尾道(広島)と名護(沖縄)の勝者と対戦する。出村知也監督と祝原久温(いわいはら・くおん)主将の主なコメントは次の通り。 【写真まとめ】全国高校ラグビー、注目のフィフティーンは ◇石見智翠館・出村知也監督 (初のAシードだが)全くと言っていいくらい私も子どもたちも(意識しておらず)、チャレンジャーというのは変わらない。 (今年のチームは)バランスが良く、どこからでもトライがとれる。夏以降はディフェンスが安定してきて、うちの真骨頂のタックルでは全員が体を張れるチームになった。 <今春の選抜大会では決勝で大阪桐蔭に3―55で大敗> 大差で敗れ、自分たちに力がないと改めて分かった。大阪桐蔭さんの背中を追いかけながら、自分たちのベースを上げる練習をしてきた。キャプテンの祝原を中心に、まとまってしんどい練習にも取り組んでくれた。それを花園で披露できたらいい。 ◇石見智翠館・祝原久温主将 (選抜大会で)準優勝したことよりも、決勝で大阪桐蔭さんに大差で負けた悔しさが強い。練習試合でも勝利していないので、花園で悔しさを晴らしたい。(花園では)1月1日の壁を越えて、7日の決勝で大阪桐蔭さんと対戦したい。 (初戦の相手は)どちらが来ても自分たちのラグビーをして勝ちきりたい。智翠館は伝統的にディフェンスのチームだが、今年はアタック力もある。まずはディフェンスでチャンスを作ってから、一気にトライに持っていきたい。