「目の疲れや不調」「老眼による見えにくさ」をツボ押し、頭部や咬筋のマッサージでケア!【五臓ヨガ考案者、鍼灸師のSatoshi先生直伝40代、50代のセルフコンディショニング⑬】
慢性的な目の疲れや不調に加え、40代、50代は老眼の進行などの問題も。東洋医学とヨガを掛け合わせた五臓ヨガの考案者であり、鍼灸、シンギングボウル、筋力トレーニングなど、さまざまなメソッドのインストラクターでもある、体メンテナンスの専門家、Satoshi先生が、目のケアに効果的なツボ押しやマッサージを教えてくれた。
「目が疲れた」「老眼が進んで細かいものが見づらい」etc. 目が不調だと、生活や仕事に支障が出てつらいもの。目の調子を上げるための「セルフケア法」があったら知りたい!
仕事でパソコンに向かったり、空き時間にスマホを眺めたり。長時間、目を酷使すると疲れを感じがち。 「目がショボショボする」「時間がたつにつれ、字や物がかすんで見えづらくなってきた」「目が疲れて、集中して画面や資料を見るのがつらくなってきた」など、目の疲れがあると、日常のなかのさまざまな作業を行ううえで支障が出てくる。 さらに、40代、50代になると、老眼の進みも気になる…という人も多いのでは? 「小さい字が読みづらい」「細かいものが見づらくて、素早くパッと判断、操作することができなくなってきた」など、老眼が進むことによる悩みも増えてくる。 少しでも目の状態をよくして、不快で不便な状態を改善する方法があったら知りたい。自分でケアできる方法を、Satoshi先生に聞いてみた。 簡単さの度合いによって【初級編】と【中級編】に分けてご紹介。どちらも手を使って手軽にできる方法なので、ぜひマスターしよう。
セルフコンディショニング/初級編
◆「目の疲れや不調」「老眼による見えにくさ」には、こめかみの「ツボ押し」、頭部の筋肉や筋膜を緩める「指立てごしごしマッサージ」が効果的! 「初級編」は、ツボ押しと頭のマッサージだ。 こめかみのツボ「太陽」を押して刺激したり、側頭部にある筋肉「側頭筋」、頭頂部を覆う筋膜「帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)」をマッサージして緩めたりすることで、目元の血流をアップさせ、目のつらい状態を改善する効果が期待できる。 「太陽」は、朝昼夕、目の疲れを感じる前に押して刺激しよう。 「側頭筋」「帽状腱膜」は、シャンプーするときにマッサージするようにすると、習慣化しやすいのでおすすめ! ツボ押しと頭部のマッサージ、両方行うとより効果的だが、どちらか一方を行うだけでも効果はある。自分のペースに合わせて、気づいたときに行ってみて。
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