センバツ高校野球 宇治山田商 勝利願い手作りクッキー 玉城・身障者就労センター利用者 /三重
玉城町佐田の「身障者就労センター上々」の利用者が15日、宇治山田商(伊勢市黒瀬町)を訪れ、センバツ出場への応援の気持ちを込めた手作りクッキー50袋を、野球部に届けた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 利用者代表の水谷和枝さんが、「勝てるように願いを込めて焼き上げました。頑張ってきてください。応援しています」と、「祈御健闘」と書いたのしをつけた50袋を村田治樹監督に手渡した。村田監督は「選手たちにさっそく渡します。地域の皆さんの応援を力に変えて、試合に生かせるよう頑張ります」とお礼を述べた。 利用者たちは、「上々」の地元・玉城町に住む選手も活躍する宇治山田商ナインを応援したいと、スイング型とバット型、ヘルメット型とボールに見立てたスノーボールのオリジナルクッキーを開発。「JoJo白球クッキー」と名付け、選手たちが甲子園へ出発する前に届けたいと急ピッチで製造してきた。 宇治山田商の選手は16日早朝に同校を出発。京都での練習試合を経て甲子園入りし、大会第4日の第1試合(21日午前9時開始予定)で東海大福岡(福岡)と対戦する。【小沢由紀】 〔三重版〕