京阪電鉄が67両新造へ、省エネルギーの通勤型車両の仕様
京阪電気鉄道は2024―26年度に省エネルギーの通勤型車両「13000系」を67両新造して増備する。二酸化炭素(CO2)排出量削減の取り組みの一環で、今回の増備と鋼製の旧型車両との置き換えで年間約3400トンのCO2削減効果を見込む。 13000系は京阪線の「2200系」「2600系」の代替用として12年に導入した。軽量なアルミニウム合金車体、回生ブレーキ、電力を効率利用するVVVFインバーター制御装置などを採用、走行時の消費電力を2600系比で約35%削減した。 今回増備する67両には20年以降に新造した5次車と同様、車内防犯カメラを設けて安全性も高める。13000系は計186両となり、京阪線の全車両の30%以上になる見込み。