「鳥も食べない渋さ」雪国信州で挑んだオリーブ栽培…厳しい寒さ対策に苦節6年、兵庫から移住の夫婦がようやく辿り着いた初めてのオリーブオイルに「子どもが生まれるみたい」
緑色に輝く、中野さん夫婦のオリーブオイルが搾り出されました。 試飲する中野さん夫婦: 「やっぱり辛いですね」 「これがいわゆるイタリア人にとっての薬味になる。ピザパスタなんかにオリーブオイルかける、僕らがうどんやもつ煮に七味とか柚子胡椒をのせるのと一緒で、苦み辛みがあるから引き立つ」 中野さん夫婦: 「やっぱり自分たちが作ったオイルなので、おいしいというか僕にとっては美味しい」 「何か本当に子どもが生まれるみたいな本当に喜ばしいことですね」 袋井市の加工施設で出会った近藤佳裕(こんどうよしひろ)さんは、イタリアでオリーブ農園を営んでいます。 また、国内でオリーブ栽培の支援にも取り組んでいて、近藤さんは栽培技術の発展につなげたいと、長野県の農家に期待を寄せています。 近藤佳裕さん: 「長野って果樹の農家さん知識が豊富なので、ぜひぜひ果樹に対しての知識造詣が深い方々がオリーブに参画していただくと、新しい技術がどんどん高まっていくのではないかなって思っています」 中野さんもまた、喬木村でのオリーブの生産を加工や販売へと広げることで、地域の活性化につなげたいと考えています。 中野さん: 「栽培にも労力はあまりかからない、力仕事も少ない、あるいは加工したりとか葉っぱを利用したりとかいろいろな利用形態があるということで、この果物王国の中に混ぜていただくことができれば、それなりに兼業的にできる可能性もあるのかなと」 中野さんによりますとオリーブの活用は実だけでなく、葉っぱをお茶にしたり、苗木を盆栽にしたり、余すところがないそうです。 また、アイスクリームに上質なオリーブオイルをかけるとおいしいということです。
信越放送
【関連記事】
- 「こんな国に産んでごめんね…」「こんな腐った世の中を見せずにすんで良かった…」ともに我が子を事故で亡くした母親が残した言葉…親が調べて検察を動かし中3死亡事故は最高裁の判断へ、変わらない交通事故初動捜査の問題点
- 「極刑にしてほしい…」涙で声を震わせ妻の母親が証言「娘の苦しさを味わわせたい…」【現職県議の妻殺害事件】「本当に辛かった…なんでこんなことに、頭が真っ白に」娘を失った母が怒りの訴え
- 「結婚するつもりだよ、幸せにする自信がある…」SNSやり取り公開「結婚を迫られた…」元交際相手が証言「話を聞いてくれないとストーカーになりそうだ…」と一方的に…【現職県議の妻殺害事件】
- 「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由
- 【実際の音声あり】「お客様の電話番号は本日で利用停止されます…」さらに「詳しくは1を押してください…」1を押すと…「+」がつく国際電話番号からの詐欺電話相次ぐ、出たりかけ直したりしないで…