年末年始を前に、岡谷市のパチンコ店で27日、客とのトラブルをきっかけにした犯罪を未然に防ぐための訓練が行われました。 「分かる？これ？俺も1000回はまってるんだよ！？」 岡谷市のパチンコ店で行われた防犯訓練。 客とのトラブルによる犯罪を未然に防ぐ目的で行われ、警察のほか、諏訪広域遊技場組合の関係者13人が参加しました。 訓練は、酒を飲んだ客がパチンコをしていたところ、“当たり”が来ないことに激怒し、迷惑行為を繰り返して店長が対応するという想定で行われました。 警察は座っている迷惑客への対応は腰を下ろして目線を下げること。客が立ち上がったり手を出し始めたりしたときは警察に通報するようアドバイスしていました。 諏訪広域遊技場組合　呉本成浩 組合長 「早い段階で（トラブルの）芽を摘んでいかないとお客様の安心な遊技環境を守れないという意味から（訓練は）非常に効果ある」 岡谷警察署管内では、パチンコ店で置き引きや器物損壊の事件が今年3件起きていて、警察は年末年始に向けてパトロールを強化する予定です。