ラツィオMF鎌田大地がフル出場のローマダービーを伊解説陣が徹底分析!幻の同点弾の背景や賛辞が贈られたプレーは? | セリエA
鎌田に預けるアイディアが…
70分、ベシーノに代わってルイス・アルベルトがピッチに入ると、鎌田は中盤の低い位置へとポジションを下げてプレーしたが、ローマが1点をリードする中で迎えた後半アディショナルタイムのセットプレーでラストチャンスを迎えた。キッカーを務めたルカ・ペッレグリーニは、フランクフルト時代からの同僚を狙ってパスを送ったが、鎌田は反応しきれずにボールはゴールラインを割った。 パルド氏は「精度に欠けていた。カマダに預けるアイディアだったはずだが、失敗だった」とコメント。アンブロジーニ氏は「このデザインを実行するにあたり確信があまり感じられなかった。日本人選手本人もペッレグリーニからこうしたパスが入るという確信があまりなかったように見えた」との印象を明かしている。 試合終了後、アンブロジーニ氏はデ・ロッシ率いるローマの勝利に終わったダービーを総括した。 「両チームに訪れたチャンスは少なく、拮抗した一戦だった。ローマは、試合をうまくコントロールして勝利を収めたように思う。いくつかの場面において冷静さを失うことがなく、良い守備をしていた。ローマのチームスピリットは素晴らしかったし、チーム全体として献身的にプレーしていて、あまりリスクを負うシーンがなかった」 「ローマは、こうした拮抗した試合において、細部に気を配り、守備面に関して正しい姿勢を示したことで勝利をつかんだと言えるだろう」
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