大阪府14日から軽症者療養のホテル受け入れ開始 吉村知事「必要な施設と訴えていきたい」
大阪府14日から軽症者療養のホテル受け入れ開始 吉村知事「必要な施設と訴えていきたい」
大阪府13日、大阪府庁で開かれた新型コロナウイルス対策本部会議で、ウイルスに感染した軽症者や無症状者を受け入れるための療養施設の第一号が「スーパーホテル大阪天然温泉」(大阪市西区)に決まったと発表、吉村洋文知事が同日夕に視察した。14日から軽症者らを受け入れる。 【映像】大阪府、14日からの休業要請を正式決定 吉村知事「民間の皆さまには厳しいことをお願いする」
400室確保、看護師らが24時間常駐し健康観察
発表などによると、このホテルでは400室が確保され、看護師らが24時間常駐し健康観察を行っていくとしている。吉村知事はこれまでの会見で、一番最初のホテルについては療養のノウハウがないことから、河野太郎防衛大臣に直接お願いをし、府から派遣の手続きを進め自衛隊への派遣を要請すると話している。 また、ホテルでは、自衛隊員、ホテル従業員、看護師・保健師の医療関係者、行政職員の体制で進めていきながら、府でも療養のノウハウを得て、今後こうしたホテルでの療養が増えた場合、府で運営できるようにしていくとしている。
宿泊施設の第一号については施設名も公表してオープンにしていきます
吉村知事は13日の会見で「今回の宿泊施設の第一号については施設名も公表して、そしてオープンにしていきます。これが社会にとって必要な施設なんだというのを正面からやっぱり訴えていきたいと思います。非公表にすると、どこでやってるの、分からないね、あるいはネットでここじゃないの、みたいな話になってきますから、逆に、これはもう社会にとって必要な施設なんだというのを正面切ってオープンにして、そして第一号というのを今日から始めたいと思います」と話していた。