渋野日向子が4冠、ベンツ、紅白審査員をゲット!今年はいったいどれくらい稼いだ?懐事情をチェック
日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の年間表彰式「LPGAアワード2019」が18日、東京港区のグランドハイアット東京で開かれ、今年のゴルフ界の主役となった渋野日向子(21、RSK山陽放送)が年間最優秀選手賞など4冠に輝いた。2016年に2年連続賞金女王に輝いたイ・ボミ(韓国)の5冠に次ぐ独占。しぶこフィーバーに沸いた1年を改めて証明するシーズンのフィナーレとなった。 渋野が受賞したのは各トーナメントでの順位や出場ラウンド数をポイント換算し、年間を通じての総合的な活躍度を評価する「メルセデスランキング」の1位に与えられる「年間最優秀選手賞」と、内面・外面ともに最も輝いた選手に贈られる「資生堂賞」。さらに昨年新設された世界を舞台に顕著な活躍をした選手に与えられる「輝き賞」と、ゴルフ担当記者の投票で決まるメディア賞の「ベストコメント部門」の4つ。 シックな黒のドレス姿で何度も壇上に上がって表彰された渋野は、最初は「ゴルフ人生で一度は立ってみたい場所に21歳で立つことができてうれしい。何度でも帰ってきたい」と感激の面持ちで話していたが、アワード後の取材では「何度も上がって恥ずかしかった。まとめて一度にして欲しかった」と”しぶこ節”も飛び出した。 世界を驚かせた8月の「AIG全英女子オープン」での海外メジャー制覇、惜しくも手が届かなかったが、最終戦までもつれ込んだ国内女子ツアーの賞金女王争いなど、人気と実力をかね備えた“しぶこフィーバー”は、ゴルフの枠を飛び越えて、社会現象ともなった。この日は、大晦日のNHK紅白歌合戦のゲスト審査員になることも発表された。令和元年の顔というわけだ。自己採点も「98点」と高かった。 そして気になるのが、この1年で渋野が稼いだ懐事情。果たして渋野は、この1年で、どれくらい稼いだのか。 獲得賞金はランキング2位だった国内ツアーだけで1億5261万4314円。ここに全英の優勝賞金の67万5000ドル(約7200万円)を加え、賞金だけで2億2400万円を超えた。 これに加えて、今回の年間最優秀選手賞の賞金が500万円で、「こういうタイプの車は大好き」と喜んだ副賞の高級外車メルセデスベンツの「GLE300 d 4MATIC」の価格が約1000万円。さらにメジャー大会でツアー初優勝を飾った5月の「ワールドレディスサロンパス杯」の直後には「ビームス」とウエア契約を結び、全英から帰国後には「Tポイント・ジャパン」とスポンサー契約を締結。10月には「JAL(日本航空)」とサポート契約を結んだ。 広告代理店関係者の話によると、女子ゴルフ界を代表する渋野のマーケット価値はスポーツ選手のトップクラスに近く、これらのスポンサーフィ―は「軽く1000万円単位」だという。