渋野日向子が4冠、ベンツ、紅白審査員をゲット!今年はいったいどれくらい稼いだ?懐事情をチェック
また優勝すれば、スポンサーから特別ボーナスが出るのは、ゴルフ界の契約としては、一般的。それだけに、国内ツアー4勝と全英制覇の計5勝には、用具契約先の「ピンゴルフ」からも、相応のボーナスが支払われていることは確実だろう。 これに優勝副賞にはベンツなどの車もある。結局、この日の1台も含めて、5台をゲットした。これだけで金額に換算すれば5000万円近くになる。本業のゴルフ以外の“副収入”を加えれば、今年の年収は4億円を軽く突破していると推測されている。 全英から帰国2戦目の「NEC軽井沢72」で人生初の高級リゾート地、軽井沢を訪れたときは、「軽井沢という3文字にずっと憧れていた。昔はここにいつか別荘を建ててみたい…と思っていた」と話していた。 そんな幼いときの夢は、今やリアルにキャッシュで手に入る。 プロテストに合格した昨年は1試合に出場しただけで獲得賞金は0円。それでも、その試合でホールインワンを達成し、ホールインワン賞の600万円を獲得した。まさに強運、金運の“シンデレラ”である。 最終日に8打差を逆転する優勝で年間&生涯獲得賞金が1億円を突破した9月の「デサントレディース東海」では「1億円? 億万長者のイメージです」とケラケラ笑っていたが、来年のシーズン開幕前には、さらなるビッグマネーが入ってくる。 現在の所属先のRSK山陽放送との契約は来年1月末までだが、更新しないことで双方は既に合意している。現在は、マネジメント会社が水面下で新たな所属先と交渉を進めている。ゴルフ界に詳しい関係者は、「契約金は最低でも年間1億円以上の複数年になるはず。女子ゴルファーではバブル期以来の大型契約になるのは間違いない」という。所属先についても複数社が争奪戦を繰り広げているという。 2020年は、渋野が「金メダルを目指す」と宣言している東京五輪が待っている。まだ出場が確定したわけではないが、もし渋野が五輪出場を果たしてメダルを獲得すれば、直接的な優勝賞金はなく、JOCなどからの特別奨励金などに留まるが、それ以上に商品価値はアップ。新しいスポンサー契約が舞い込む可能性は高く、単なる栄誉だけでは終わらない。渋野のモチベーションも高まるだろう。 「今年は、自分の思っている以上の成績を残せた。来年は高めの目標を設定したいですね。具体的には考えていませんけど(笑)」。2020年には、女子ゴルフ界の歴史を塗り替えるような“お金”を稼ぎ出す超一流プロアスリートへの道が待っている。