ペルーの「チャンカイ港」、中国が建設主導し開港 南米-中国間の輸送日数と物流コストを低減
■南アメリカの物流ハブにも 中国はペルーにとって最大の貿易相手国であり、輸出先としても輸入元としても最大のシェアを占める。チャンカイ港の開港が、ペルー経済に大きな恩恵をもたらすのは間違いない。 チャンカイ港の効用は、南アメリカ-アジア間の海上輸送の所要日数とコストを低減することだけではない。同港は南アメリカ諸国の各港につながる重要なハブ港になる可能性を秘めている。 南アメリカでは物流インフラの整備が総じて遅れているだけに、(中国の後押しによって)チャンカイ港のハブ港化が実現すれば、南アメリカの域内貿易および中国との貿易がますます盛んになりそうだ。
(財新記者:李蓉茜) ※原文の配信は11月15日
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